『いったんの大冒険』
〜いったんまいたん双子物語〜
−第二章−
広い広いその草原を、いったんはひたすら
まいたんの名前を叫びながら、走り続けました
「もう・・だめ。・・・・これ以上、走れないよぉ・・」
疲れきってしまったいったんは、ついに座り込んでしまいました
「まいたん・・・・・どこにいるの?」
「おなか・・ちゅいたよぉ・・・・・」
すると不思議なことに、半べそになりかけたいったんの目の前にぼんやり何かが見えてきました。
「おうち?・・ううん、お店やさん?」
いったんは迷うことなく、明かりのついたそのお店に駆け込みました。
「あら♪いらっしゃい♪」
にっこりと出迎えてくれたのは、ちょっと変わったうさぎの着ぐるみ(笑)を来たおねえさんでした。
たくさん走って疲れて、おなかもぺこぺこのいったんに、そのおねえさんは、食事とベッドを提供してくれました。
第三章に続く・・・・